マーケティングオートメーションは利用する商品や機能によって、導入費用が違ってきます。月々数万円のものから、導入時に数十万円必要なものまで様々です。また同じ会社の同じ商品を使っていたとしても、一括払いや分割払いなど契約内容が違うと導入費用も異なります。初期費用が発生するケースもあり、導入時の費用の幅が広いのが特徴です。
国内のサービスは比較的安く、中小企業から大企業まで使えるツールが用意されています。海外のサービスになると見込み客の数によって料金が異なることが多く、増えれば増えるほど値段もアップする仕組みです。特に海外のサービスは企業向けのツールよりも、個人向けのツールの方が高くなる傾向にあります。
マーケティングオートメーションを導入するときにはもちろん初期費用が必要ですが、きちんと運用するためには管理維持費や運用に必要な費用まで考えることが大切です。会社の規模や獲得したいお客さんの数も考えて、自分たちの会社に見合った金額のツールを導入することが何よりも重要です。初期費用ばかりにお金を掛けてしまうと長く運用することが難しくなったり、途中で断念しなくてはならなくなったりと、トラブルが起きてしまうこともあります。
まずはいくつかのサービスを比較検討して、慎重に導入すれば失敗も少なくなります。数社に見積もりを出して貰って、社内で検討すると安心です。いきなり大金を投資するのではなく、効果が感じられたら機能を追加して徐々にグレードアップさせていくことで初期費用も抑えられます。